臨時交流会(2018.10.20)
先日とはまた別の当事者が県外から来熊されましたので、『熊本りんくす@熊本』の2人が一緒に食事をしてきました。
いつも出てくるのは、連れ去りが追認されている現状や、裁判所が認める親子交流の貧弱さ。
これが改善されれば、紛争はかなり減少すると思うのですが。
子どもの気持ちにしても、話し合いもせずに自分を連れ去って家族を壊した親や、もう一方の親と十分に交流をさせようとしない親に対して、葛藤を抱くようになるのではと思います。
たとえば、このようなこともあります。
「子どもが物心ついて、自分がどういうことをされたのかを理解した時、母親に対する愛着を失ってしまう場合があるんですね。この前は『20歳になるのを指折り数えて待っているんだ』というお子さんがいました。『20歳になったら家を出て、父親と失った絆を築き直す。お母さんは捨てるんだ』って。ですので、短期的な視点で片親を遠ざけることができたとしても、長期的に見れば、子どもから見離されてしまうことも起きてしまうんです。」
棚瀬一代(2010)「共同親権― 親子が幸せになる離婚」BIG ISSUEJ APAN151号
子どもが犠牲にならない社会にするため、私達も頑張っていこうと思います。
離婚や別居に伴う親子交流でお悩みの方は、『親子りんくす@熊本』までご連絡ください。